プロジェクトの共有について

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PC-AにあるAPSSDataフォルダーをネットワーク上のPC-Bで共有する方法が最も簡単である。この手法を利用するにはNetworkライセンスでなければならない。Standaloneライセンスでは「共有」という厳密な概念は実現できないが、PC-Aにある所望のプロジェクトをexportして、アクセスしたいPC-Bでそのファイルをimportして使うことができる。しかし、PC-Bではimportしたファイルを再実行しなければならない。

Networkライセンスでの共有では、@PC-A(実際にはNoah02)でAPSSDataの共有設定を行なう(図1)。



図1 APSS2.3のフォルダーにあるAPSSDataフォルダの共有設定


APC-B(実際にはNoah06)のデータベース(scheme)にこの共有フォルダーを設定する。



図2 PC-BでのAPSSの起動


PC-BでAPSSを起動させ(図2)、赤丸の位置をクリックする。図3に示すScheme List Registryが開く。赤丸をクリックする。



図3 Scheme List Registry


図4のポップアップウンドウから共有指定したPC-A(Noah02)のフォルダーAPSSDataを選択し、OKをクリックする。



図4 共有すべき側のAPSSDataの設定


図5に示すように、PC-B(Noah06)にNoah02のSchemeが追加される。
OKをクリックして一旦このウィンドウを閉じる。



図5 Scheme List Registryに追加されたNoah02


図6のウインドウで、SchemeからNoah02(PC-Aのデータベース)を選択する。



図6 APSS起動後のSchemeの選択状態


Noah02が選択された状態 (図7)で、OKをクリックすると、PC-BからPC-Aのデータが共有できたことになる。



図7 選択Schemeを決定した状態


この設定は、V2.3に旧のV2.2のフォルダーを同じPC内で追加することと同じ要領である。上記はユーザマニュアル5.1よりも詳しく説明を記した。このように、複数の設計者でデータベースを共有しながら効率的に設計を進めることができる。ただし、Networkライセンスの購入台数が同時に実行できるJobの最大値となる。